「花みずき」のハワイ旅行(1998.8.8〜8.11)




1. 妻は一男四女5人兄弟の三女である。すぐ上の兄嫁Eさんを入れて、女たち5人で「花みずき」の会を作り、積み立てをして小旅行を楽しんでいる。
花







この夏はハワイ旅行ということもあって、長女Hさんの旦那Kさんも生まれて初めての海外旅行を決意した。ハワイは初めての私も妻に付いて行くことにした。
いろいろな途中経過もあって、結局参加したのは、長女Hさん夫婦、次女Iさん、四女Kさんと娘の中二になったYちゃん、それに私達夫婦である。総勢7人の小集団で長老はKさん、世話役は妻である。

1998年8月8日、羽田から到着のK・Y二人を待ち、日本航空で関西空港を夕方6時40分に飛び立った。
約7時間半のフライトであるが、日付変更線通過の為、ハワイホノルル空港に着いたのは同じ8日の朝7時過ぎであった。
約19時間時計の針が逆に回った感じである。

ハワイは日本に比べて湿気が少なく、気温は25度で、さわやかな感じである。
空港で首にレイをかけてもらう。午前中はホノルル市内観光である。まずヌアヌ・パリへ専用バスで向かった。
裏オアフ島へ向かう、パリ・ハイウエイの途中にある峠で、一年中強い風が吹いている場所である。
カメハメ大王がハワイ統一の為、オアフ軍と戦った地で、この断崖を塞いで、大勝利を得た。
この日は偶然強い風はなかった。展望は良かった。記念写真を撮ってもらったが、Kさん他少しの人しか買わなかった為、ガイドさんの機嫌が少し悪くなったみたい。次にバンチボウル国立墓地を見、イオラニ宮殿とカメハメ大王像をバスの中から横目で見て、パイナップル缶詰工場跡で昼食をとった。

ベランダの二人







昼食後、滞在地のホテルであるヒルトン・ハワイアン・ビレッジに入った。
超豪華リゾートホテルである。アリイ・レインボウ・タパ・ダイヤモンドの4つのタワーが聳え、ズラリと並んだ施設も豪華。
私達はワイキキで一番ノッポのタパタワーに泊まることになった。
部屋より浜を見る







部屋からはワイキイの浜辺はもちろん、ハワイのシンボルであるダイヤモンド・ヘッドもはっきりと見えるではないか。
最高の部屋で感謝感激。妻達はホテルの周りを探険するという。私は荷物の整理と、ノートパソコンのセット・ビデオのバッテリ充電の為、部屋に残った。

シャワーを浴び、一服した後私もホテル偵察の為、散歩に出かけた。
トロピカルムード満点のスーパー・プール、真っ青なワイキキのホテル専用ビーチ、100以上の専門店が入ったショッピング・アーケード、10軒の一流レストラン。日用雑貨の売っているABCストアでカップラーメンやうどん、そしてビールのつまみを買って帰った。
今晩は皆疲れている為、各自部屋で簡単な食事を採るとのこと。
夜妻と散歩した時に、ホテルの裏で、妻の友達が言っていたラーメン屋を発見、ラーメンとギョウザを食べた。美味しかった。
疲れていた為、二人とも早く寝る。


ダイヤモンドヘッドの頂上から







2.2日目は空港でもらったチラシのツアーに参加。旅行会社のクラブ21よりかなりの格安料金。
朝、迎えの車に乗って、ダイヤモンド・ヘッド登山口へ向かう。 標高232mの30分あまりの登山だが、妻とHさんは苦しそう。
日頃足腰を鍛えているIさんは元気一杯。若さのYちゃんとKさんはマイペース。さすがに頂上の展望は素晴らしかった。

ダイヤモンドヘッドの頂上から







次に、透き通った海に大きな魚が一杯の珊瑚礁の入り江、ハナウマ湾へ行った。
ハナウマ湾







シュノーケーリングは始めてだったが、波打ち際近くまで、ブルーや黄色い大きな魚が群れになって泳ぐ姿に感激。
色とりどりの魚に囲まれて、自分が魚になったみたいで、最高に面白かった。
まるで天然の水族館にいるようだ。こんなにきれいな海は始めてだ。
皆も大満足。背中がひりひり。

皆で







ホテルに帰ったのは午後2時過ぎ。皆はそのままメインワイキキに買い物に行くが、私達はまずシャワーそして昼寝。
夜のタンタラス丘の夜景見まで4時間足らず時間があるので、1ドルのバスに乗って、ブランド品から日用雑貨まで揃っている、ハワイ最大のアラモアナ・センターへ行く。ぶらぶらひやかしながら見て回ったが、私の小物以外に何も買わず。
一階の大食堂で天丼とソバを食べて帰った。夜は皆で100万ドルの夜景を見に、タンタラスの丘に行く。
100万ドルの夜景







ホノルル全体が宝石箱をひっくり返したようにキラキラと輝き非常に美しかった。
帰りはワイキキの繁華街で我々だけ降ろしてもらい、ウインドウショッピングしながら、ロイヤル・ハワイアン・ホテル1階のサーフ・ルームで一杯飲んだ。ワイキキビーチが目の前の屋根やクロスがピンクに統一されたロマンチックな場所だ。
若い女の子に大人気だそうだ。パイナップルの実を繰り抜いて入れたトロピカルなお酒に妻はふらふら。
歩けなくなり、隣のシェラトン・ワイキキから5ドルのタクシーでホテルに帰った。


K兄さん







K兄さん







3.3日目はKさんと二人男性群はゴルフ。女性群はワイケレ・ショッピングセンターへ念願の買い物だ。
ゴルフ場はオアフ島西部の海に面したマカハ・バレー・カントリークラブだ。
パー71の6091ヤード。山脈と渓谷、青い海を望む眺望抜群のコース。8時35分スタート。日本人のYさんと我々二人の3人でのプレーだ。前も後ろも人影の無いゆったりとしたプレーだ。貸しクラブは30ドル、プレー費用140ドルと合わせて170ドルは日本と比べて決して安くはない。

私







ドライバーの調子がこのところ悪く、スコアは良くなかったが、景色とコースが良く楽しめた。 綺麗な花







1ホールづつデジタルカメラで撮影し、K兄さんのスウィングを撮ったりしながらのプレーだった。昼は休みなく、1時頃には終わった。
私







初めての外国でのゴルフだった。

K兄さん







ホテルに帰ったら2時頃だった。シャワーを浴びデジカメの編集をしていたら、妻が帰ってきた。
夜サンセットを見るディナークルーズに皆で乗るとの事。一人72ドルは少々高いが、まともな晩餐をしていなかったため了解。
午後4時半出発。
船での晩餐会







ワイキキ沖合いでの、夕日やダイヤモンド・ヘッドを見ながらのカニとステーキの豪華な食事。
フラダンス







夕焼け空の美しさ。船内のフラダンスショウやさまざまの踊り。YちゃんやK兄さんが踊って、乗りまくった愉快さ。
皆で大笑い。楽しいディナショーだった。


海が見える







4.4日目は最終日。折角のハワイ。ワイキキ・ビーチで泳がない手はない。妻と私は朝早く起きて、ホテル専用のビーチで泳いだ。
ダイヤモンドヘッド







まだ水が冷たく妻は足をつけただけ。真っ青な空と海、何も考えず、浮かんでいるだけで幸せな気持ち。
ビーチ・ボーイが砂浜にパラソルを立てていく。時間が止まったような静けさ。

ビーチで







ビーチで,
遠くにダイヤモンドヘッドが







T夫婦・Iさん・O親子はロイヤル・ハワイアン・ホテルでおしゃれに朝食。
メインワイキキの免税店で買い物。午後はアラモアナ・ショッピング・センターへ買い物と今日は買い物ツアー Day。
女性3人はフェラガモの靴を、Kさんはナイキの運動靴とご機嫌。
私達は18ドル1日間乗り降り自由のワイキキ・トロリーに乗っての市内巡り。
ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター前から出発。窓の無い可愛いバスで、何しろ愉快な運転手さんの荒っぽい運転。
まずワイキキ水族館、ユニークな魚が一杯。珍しいモンクシール(アザラシ)にも出合えた。
次はハワイ最大のホノルル美術館。ゴッホ・モネ・セザンヌ等の絵画を鑑賞。美しい中庭のカフェテラスで昼食。
ビールと大きなサンドウィッチ。それからビショップ博物館。イオラニ宮殿とカメハメ大王の所でもバスを降りて見学。

カメハメ大王







少々疲れた。妻の土産を買いにハワイアン・ショッピング・センターの前の免税店へ行く。
私もナイキの帽子を15ドルで買う。又、トロリーに乗ってホテルへ5時に帰るがまだ他の部屋は留守。

ホテルの庭で







最後の夜は、ホテルのレストランにて皆でバイキングの食事する。食後、ホテルのプールで妻とYちゃんと一緒に泳ぐ。
部屋からプールが







超豪華ホテル滞在を満喫。
翌朝、出発が早い為、荷物の整理をして、12時就寝。楽しいハワイの夏だった。


(記述日1998.8.22)
(掲載日2003.2.6)


  終わり 








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