カッパドキア(2002.12.18)
8.カッパドキア

12月18日(水)今日はカッパドキア観光。カッパドキアはアナトリア高原の中心に広がる大奇岩地帯。
正直言って私は今回の旅行に来る前は、イスタンプールとアンカラ、そしてこのカッパドキアぐらいの名しか知らなかった。
キノコ状岩に代表される奇岩の不思議な景観。奇岩の中に残された厖大なキリスト教関係の施設。地下何十メーターも掘り下げられた地下都市。

まず最初に三姉妹の奇岩。雪が積もって滑りやすい。明るい太陽。雪で反射する奇岩の数々。
ラクダの形をした岩。その前に写真撮影用の本当のラクダが繋がれていた。
付近の土産物屋でガラクタを買う。

今まで行った海外では、街角で「千円!千円!安いよ」とか「1ドル!1ドル!」と日本語で品物を売りつけられるが、ここトルコでは「百円!百円!」だった。絵葉書10枚で百円とは安い感じだった。もしトルコ旅行するなら百円玉持参すれば便利。

カッパドキア地方はヒッタイト時代から交易ルートの要の町として栄え、4世紀前後からはキリスト教の修道士たちが凝灰岩に洞窟を掘って住み始めた。

雄大な景観が楽しめた「ギョレメ・パノラマ」。鳩の巣が一杯ある高い岩峰「ウチヒサル」。地下都市「カイマクル」。
世界遺産にもなっている奇岩の連続。

カッパドキア観光の後、トルコ絨毯の店に案内された。ここでは蚕の繭から糸を紡ぐ実演や、若い女性のシルク織り等の実演が良かった。又、説明するトルコ人の日本語による説明がユーモアを交えて素晴らしかった。日本に連れ帰って営業マンにしたいぐらいだ。

最後の留めは、ラクやビール・コーヒーが飲み放題だったこと。お酒を飲んで気が大きくなってしまいヘレケという最高級品のシルク絨毯を衝動買いしてしまったことだ。
今回の旅行の記念として大切にしょう。

続いて陶器の店に寄ったが、陶器はこの前韓国の新羅で買ったばかり。素通りして外をぶらついた。

昼食は洞窟レストラン。昼食後トルコの首都でもあるアンカラへ向かってバスの旅。アンカレの宿は「イチカレアンカラ」。
夜ホテルの周りを散策したが、ビジネス街であった為か見るべきものは無かった。



(2003.1.5)
続く
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