毎日新聞旅行で「浅間山登頂と四阿山・草津白根山」があるという。
四阿山・草津白根山は以前に登ったことがあるが、浅間山はまだ登っていない。
このところ自治会活動で疲労ぎみなので温泉旅行も悪くないと申し込んだ。
2003年5月出発。生憎台風が接近中。
名神・東名が混雑していた為、北陸自動車道を走る。「尼御前SA」にて昼食。
総勢26名。リーダーは良く知っている福島さん。添乗員は新入社員の高橋さん。以前に火打山登山で一緒だった松山さんも、岩手山登山の松居さんも居た。
今日は高峰高原の車坂峠にある「高峰高原ホテル」泊まりだ。温泉に浸かって寝る。

7時40分、台風接近の為、雨が降っている。果たして予定通り登山が出来るか?
取り合えず出発。ここは既に標高2000m。

以前に妻と軽井沢旅行した時に、ここ車坂峠まで来たことがある。あの時に少し無理して登っておけば良かったと悔やむ。

雨の調子が良ければ、浅間山荘から菅平に抜けるが、台風の影響でどうなるか分らない。コースは「表コース」。

1時間程で、標高2365mの避難小屋に着く。

雨と風が激しい。前が見えない。突風の時は飛ばされそうだ。

9時25分にやっと黒斑山頂上(標高2513m)に到着。写真を撮って直ぐに引き返す。

リーダーの福島さんは「これ以上進むのは危険」と判断する。浅間山は現在火山活動の為、ここ黒斑山登頂が浅間山登頂と認められているそうだ。

早速下山する。帰りは「中コース」を下る。1時間一寸で車坂峠に戻ってきた。体が冷え切っており、「高峰高原ホテル」の好意で温泉に浸からして貰う。やっと生きた心地がした。

バスで菅平の「ホテル柄澤」に向かうも、早すぎるので「マンズワイン」の工場に寄る。色々なワインの試飲で酔っ払う。
ホテルに着いてまたまた温泉浸かり。御馳走を食べて寝る。
翌日、登山服に着替えていよいよ四阿山登山に出発という時、妻から携帯電話。自治会の用事で急遽帰って来て欲しいとのこと。
今年の4月から自治会長。やむを得ず皆と別れて電車で帰る。バスで須坂まで送ってもらい、長野駅経由で名古屋に出た。近鉄の特急で上本町に帰ってきた。
この浅間山登山で深田100名山は74座目だ。
台風と自治会でとんだ山行きとなってしまった。まあこんなこともあるだろう。
終わり
(記述日:2003.6.3)
(掲載日:2003.6.18)