10月25日(土)、今日は苗場山登山だ。多分、今シーズン最後の百名山登山となるだろう。
楽しんで登ろうと思う。苗場山はスキー場もしくは観光地というイメージがあり少し緊張感が欠けている。

ロープウエイで標高1370mの和田小屋に行く。

天気は良い。上信越の山々が見渡せた。私がここ1ヶ月で登った山々。8時50分、ゆっくりと雪の山道を歩く。何時ものようにラストだ。



コメツガや赤い実のナナカマド。



1時間ほどで下の芝(標高1703m)に到着。




中の芝を通り、上の芝に11時前に到着。雪道を1時間ほど歩いて鞍部に下がる。



雷清水の水は冷たく美味しかった。




向うに厖大な牛の背のような苗場山の頂上が見える。あれを登りかえすのかと思うとしんどいと思う。





何時もそうだが、山で一度鞍部に下り、登り返すのは見た目ほど辛くは無い。




頂上はお花畑で池塘が点在している。雪のため花は咲いていないが、夏は凄く綺麗と想像する。




1時10分に苗場山(標高2145m)頂上を踏む。ガスがかかって展望は良くない。
頂上写真を撮って直ぐに下の小屋に降りる。




下りは雪があるため慎重に降りる。
下りは小赤沢のコースを取る。
4時半にバスが待つ3合目に降りてきた。
途中で親しい山仲間のM氏が足を少し捻挫したみたいなので一緒にゆっくりと降りる。


津南町の「綿屋旅館」で直ぐに温泉に浸かった。
夜は百名山を達成したM女史のお祝い会があった。彼女からビールの差し入れがあり、毎日からワインが出た。
楽しい宴会だった。
私は今日の苗場山登山で93座目だ。
来年に幌尻岳の登山が可能になれば、来年達成出来そうだ。こればかりは何とも言えない。





10月26日(日)、今日は越後湯沢駅の近所の「アルプの里」に行く。




日本一大きなロープウエイ(166人乗り)に乗って頂上に到着。

高山植物や色とりどりの紅葉を楽しむ。
12時過ぎ越後湯沢駅を新幹線に乗って出発。東京駅で乗り換え、新幹線「ひかり」で京都駅に夕方帰ってきた。
何時ものように妻に「新田辺」の駅に車で迎えに来てもらう。
今年は深田100名山を21座登ったことは、その都度妻の世話になったことになる。感謝感激。
実は今日は私達夫婦の34回目の結婚記念日だったが、すっかり忘れていた。
やっと思い出した次ぎの日に、罰として生駒の洒落た店で晩餐を奢らされた。

終わり
(記述日:2003.11.3)
(掲載日:2003.11.3)