尾瀬・至仏山登山(2,001.7.20〜7.22)






姉と尾瀬に行ったとき、登れなかった「至仏山登山」が、名鉄観光とサンケイ旅行会の共催で案内された。早速申し込む。費用は一人29800円。良心的な値段と思う。

7月20日夜9時京都駅集合。いつものように妻に新田辺まで送ってもらう。
今回は専用貸切列車らしい。至仏山登山が二百数十名。他に尾瀬と谷川岳。その殆どが中高年。私もその一人。列車で隣り合わせになったのが与那嶺さん。ベテラン登山家だ。私より二,3歳若い同年輩。独身だそうだ。彼とは最後まで一緒に行動する。

夜列車から妻に連絡して初めて娘のおめでたを知る。待ちに待った朗報だ。母子とも健康で丈夫な赤ちゃんを期待する。

朝6時14分に「沼田駅」に着く。バスで戸倉から鳩待峠へ。ここは姉と尾瀬ヶ原を横断して着いた場所だ。

鳩待峠は標高1591m。9時7分に出発。オヤマ沢田代・小至仏山を経て至仏山頂上に着く。
標高2228m。標高差637m。12時5分。約3時間掛かったことになる。
大渋滞の山登りの為、ゆっくり登山となり足もなんともなかった。頂上はガスの為展望はあまり良くなかった。頂上で昼食を取り、北西側の山の鼻へ向かって降りた。蛇紋岩の良く滑る道だ。山の鼻の標高は1400mなので標高差800m以上ある。
約2時間で先頭グループの一員として下った。いつものことながら下りには自信がある。足は元気。

山の鼻で缶ビール1本とアイスクリームを食べた。美味しかった。
ここから鳩待峠まで3km。やや上りのコースだ。前回姉と歩いたことのある道だ。
リーダーと先頭を行く。早いペースではないが、休みなしに歩く。平坦な道はどうもないが、やはり上りはキツイ。しかし同じペースで歩く。
45分で着いた。結果的にかなり早いペースだったようだ。ベテランの与那嶺さんがとても付いていけなかった後で言っていた。
帰りは伊香保温泉での入浴予定だったが、時間の関係で入れなかった。

大宮駅からまた夜行で京都に戻った。京都は22日の朝10時だった。
又妻に新田辺まで迎えに来てもらう。深田100名山40座目も妻の協力のお陰だ。感謝感謝。

今回の登山は道中、娘のことを思い出しながら歩いていたように思う。

山の紀行文は帰って直ぐに書かないと記憶がぼやけ、感動がうすくなる。反省反省。


終わり

記述日(2001.8.2)
掲載日(2003.3.7)








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