剣山と石鎚山
四国の深田100名山である剣山と石鎚山には、1996年5月3日〜5日に妻と娘と3人で登った。
その記録が無かったので、アルバムから写真を取り出し今回掲載することにした。
1996年5月3日に、息子が徳島に下宿していたのでそこに泊まり、久しぶりの家族団らんをした。四国にはフェリーで渡った。

5月4日に見ノ越まで車で行き、西島駅までリフトに乗った。
妻の膝が悪いため、ゆっくりと時間をかけて、1時間半ぐらいで登ったと思う。剣さんは標高1955mだった。





泊まりは頂上の「剣山ヒュッテ」で家族用の小さな個室だった。私と娘は次郎笈まで足を伸ばして往復した。
朝早くご来光を見るために起きたが、残念ながら見えなかった。



翌日、剣山を降り、向かいの「丸笹山」が田中の花の百名山だったので、妻を駐車場に残し、娘と二人で登った。
往復約2時間ぐらいだったと思う。
石鎚登山口からロープウエイに乗り、山頂駅で下車。今夜の宿は「?」だった。夜半から雨脚が強く、5日の朝も雨だった。
妻は宿で待つという。
娘と私は帰りのフエリーの時間までに降りてくると言って、雨具の完全装備で出発する。
鉄梯子や鎖を使いながら、足の達者な娘と二人なので飛ばす。
3時間ぐらいで弥山に到着したか。風が強く台風のようだ。登山者は若い男の子が一人だけだった。



そこから最高峰の天狗岳(標高1982m)までは歩きにくい危険なコースだった。
最後の一枚岩は滑りやすく、私もひやっとしたこともあった。
頂上を踏んだだけですぐさま下山した。
帰りは時間を気にしながら急いで降りた。
何とか約束の時間に間に合い、直ぐに3人で下山し、松山からフエリーに乗って大阪に帰った。
船の中で風呂に浸かれて汗を流せたのは本当に良かった。


終わり
(記述日:2005.6.12)
(掲載日:2005.6.13)
「深田100名山登山記録」ページに戻る